|
|
|
彼岸花
|
作詞 〜PINK〜 |
|
アタシの手は 真っ赤
目の前には 真っ赤な貴方
動かない貴方の小指に
アタシの赤い蜘蛛の糸
クルクルクルクル 巻きつけてあげる
運命の糸みたい
うれしいでしょう?
いまの貴方とお揃いの糸
吐き気のするほど 鮮やかな赤
青白い貴方はまだ暖かい
大丈夫 ちゃんと追い掛けてあげるから
真っ白だったピンヒールも
いつの間にか 貴方色
真っ白なワンピースも
いつの間にか 貴方色
アタシの心も
とっくの昔に 貴方色
ゴミ箱の中には クシャクシャの真っ白な封筒
見覚えある だってアタシがあげたものだもん
酷いな まぁいいけどね
こっちの世界で一緒になれないなら
あっちの世界に行くだけのこと
足元には既に冷たい貴方
大丈夫 一人じゃないから
虚ろな瞳がアタシに語りかける
”何故?”
理由は簡単
”貴方のこと 好きだから”
部屋の片隅には
季節外れの 彼岸花
|
|
|