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恋人
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作詞 くるみ |
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顔も声も知らないあなた
そんな人が恋人
不安もたくさんあった
だけど
喜びのがたくさんあった
その距離が何かを遠ざけること
そこまで考えてなかった
遠くても大丈夫だと思った
今までも大丈夫だった
――だった
遠いものほど
少しのことで壊れることぐらい
わかっていた
それに
その分悲しさと一緒に
心も壊れていくこと
知っていた
近くにいたら
壊れなかったものなのかなぁ・・・??
はじめあなたに告白されたとき
正直断ろうと思った
顔も知らないし声も知らない
だけど
それでも好きって言ってくれる
それでも愛してくれる
それに
不安よりも喜びのほうが大きかった
遠くにいすぎて
少しのことでどうにかなるくらい
軽い付き合いだった
それぐらい分かっていた
分かりたくなかった
毎日大好きとかいえる存在じゃない
毎日会えるわけでもない
だけど
大好きだった
大好きだった
毎日会えたなら
壊れなかったのかなぁ
大好きだった
大好きだった
だけど
近くにいたら
毎日会えたら
壊れないわけじゃなかったんだ
大好きだった
大好きだった
近くにいても
毎日会っても
壊れるような程度の恋愛だった
大好きだった
大好きだった
―――――だった
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