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闇売り
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作詞 黒白 |
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この街にひとり たどり着けたらいいな
腐ったココロを映すマリオネット
操られ 自由もなしに踊り狂う
砕け散ったガラスを身に浴びる
枯れた井戸に水が戻ることもなく
白い月が自分を満たすこともなく
神は自分を見捨てた
ここには光は届かない
手を伸ばしてもつかめない
絡みつく糸が中を彷徨う
だから闇が味方だと悟った
感情を押し殺して生きる人形は
光から助けを求める声を聞いた
闇売りは悲しげで儚げに言う
「こっちに来てはいけないよ」、と
恵まれた人間を呪いもせず
自らの身体の醜さも怨まず
未だ 希望を夢に見る
ここには光は届かない
手を伸ばしてもつかめない
絡みつく糸が中を彷徨う
だから闇が味方だと悟った
ここには光は届かない
(狭い空間に詰め込まれた闇は)
絡みつく糸が中を彷徨う
(やがてその身を染め上げる)
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