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偶然
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作詞 侑香(ゆうか) |
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懐かしい地下鉄のホーム
もう時間も遅いから 人はとても少なくて
静けさに包まれる
ホントに驚いたよ 隣に立ってる男の子
言葉が出ずに立ち尽くす ああどうして
幼いなりに本気だった 恋してた三年間
仲良かったね いっぱい話したね
誰にでも優しい人
友達も何人か あなたを好きだった
モテる人だという事は よくわかってた
誕生日 何時間も待った寒空の下
あなたの顔見たら 涙溢れて止まらなくて
嬉しかったよ 「ありがとう」その一言が
とても とても
どうして今ここで 出会ったのでしょう
向かいに座るあなたの瞳 あの頃のままね
声かけたいけど
タイミングつかめない 勇気出ない
二人だけの車両 こんなに近くにいるのに
足が震えてる カッコ悪いぐらい
まともに顔見られないけれど
今あなたは どんな毎日を過ごしてますか?
私に気付いてほしい ねえ ねえ
携帯いじったり 目を閉じてみたり
長い長い時間 そんな風に思えた
あなたが立ち上がった 昔使ってた大きな駅
今ならまだ間に合う 心が叫んだ
でもね今はもう 遠い遠い二人
あなたには彼女がいる 友達に聞いたから
いつの間にか溢れてた 人込みの中に消えていく
そして閉じた扉の向こう 瞳はまだ追い続けてる
あなたに会えた事 きっとチカラになると思う
動き始める電車 切ない想いを乗せて
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