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ココにサヨナラ。
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作詞 九音 |
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たった一度でも
失くす前に気づけていれば。
たった少しでも
忘れる前に憶えていれたなら。
僕の隣で微笑んでいた
そんな君の優しい存在を抱えていける。
花が小さく咲き誇る道
枯れてしまう前にこの手で守ろう。
聞こえていますか?
僕の名を 確かに呼んだ君に
僕は答えるため ココに立つ。
ねぇ君もココに来て 迷わなくていいから。
悲しむのは僕が去った後でいいの。
未来ばっかり
追うことなく生きていけたら。
過去ばっかり
縛られず空を見上げられたなら。
僕の隣で呟いていた
そんな君の不安な想いを拭い去りたい。
花びらが舞う長い道の上
消えてしまう前にこの手で守りたかった。
気づけていなかったよ
君が涙を 流して叫んだ日も
僕は臆病なため ココにいて。
ねぇもう一度ココに来て 許さなくていいから。
後悔するのはいつも君が去った後。
いつの間にか花が散って
強く伸びる雑草だけが残った。
いつの間にか暗くなって
夜を告げる様に星が光った。
いつの間にか君だけは
誰か別の大事な人の隣にいた。
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