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「もうワガママと知っていたから」
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作詞 ロック★ |
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メールが来なくなったよ
夢から覚めたみたい
大人しくなった携帯
まさか淋しいなんて思っているの?
確か笑って別れを告げた
散々君と遊んだ後
「またね」
必ず何度も言った
孤独持て余す臆病者
家に着けばこれもまた必ず
君からのメール『次』の催促
始まりは今日のこと
「ありがとう 楽しかった」
お礼なんて要らないのに
ただ君といたかっただけ そうして
「また一緒に遊ぼう」
何度も繰り返される約束
離れるの不安なんだね
確信出来る言葉や未来なんて要らない
そんなもので満たされたいわけじゃないの
想ったときに想われているのが欲しい
君と違う気がする不安
走るところまで走って歩いた
君がいなければこんな道に来ない
繫がれ沈んでいく感情の一歩
独りになれば響く着信音
君からのメール 「会いたい」
どうして返信してしまうのか
「いいよ 何時にしようか」
何もかもが決まるまで
あのメロディーは止まなかった だけど
「少し忙しいから後で」
あやふやに浸して消した約束
離れよう君からの恐れから
約束できる理由や行き先なんて要らない
そんなもので君を想うわけじゃないよ
サヨナラを言えるような強さが欲しい
それでまた会おう
君がそっと頷いた
君と笑って手を振った
君と直接好きと言うようになった おひさまの下で
―メールが来なくなったね
今 君は何をしている?
静か過ぎる夜に
まさか淋しいなんて思うはずが無い
まさか幸せの中で溺れて見えなかった?
君が やさしかった
さよなら
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