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レモンキャンディー
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作詞 黒翼色 |
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貴方の口の中で転がるレモンキャンディー
すっぱいらしいけど肌にいいからって舐めてる
男の子も肌の心配するんだなぁって気がついた
私も一粒貰おうと思ったけど貰えなかった
今日はなんだか冷たいねなんて心で呟いた
ケチと思いながら窓の外に目をやる
緑の多い田舎 ここが私の安らげる場所
貴方はまだレモンキャンディーを舐めてる
一つくらいくれたっていいじゃない
心の中で呟いてみた
貴方が両手で私の顔を振り向かせた時
顔が林檎色に変化するのがわかった
ニッコリと優しいけど怪しい笑みを浮かべる貴方
次の瞬間、口一杯にすっぱいレモンキャンディーの味
貴方こんなことされるなんて想像もしなかった
真っ赤な二人を乗せて一本道を進むバス
周りではクラスメイトが騒いでる
誰も気がついていない今さっきの行為
お互いそっぽをむきあって顔を合わせない
でも、膝の上では強く握られた手と手
脈が聴こえそうなくらい強く握られてる
ふりほどけない 理由なんてないから
でも、赤く跡が残っちゃったね
でも、それだけ好きってこと
それが貴方の愛情表現だってわかってる
窓を開けると都会とは違った綺麗な空気
たまにこんな所に来るのもいいなって
貴方が言ってくれて嬉しかった
私も同意見だったから今度は二人だけで
こんな素晴らしい所に来たいね
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