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R16
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| 作詞 里恵 |
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このままの道を走り続けて
どこに繋がるだろう？
僕が目指してる道かなあ
目を閉じて声を仰げ
ホームの中では誰も振り向かない
まるでおもちゃのような人々が僕の前を通る
目もあわせず歩く
大人の目には確かに
僕らにはわからない黒いものがあった
どこに帰るの？そんなに時間に追われ
本当に幸せ？そんなマシンの顔してさ
僕の方を見てよ
そんな怖い顔しないで
笑ってみてよ僕に
人間に戻ってごらんよ
人ごみのなかの溢れるリズムに
暖かさのかけらも感じることはできない
人々の瞳はまるでビー玉のような冷たさ
こんなところで希望を求めるのは少し違うか・・・
希望や夢は ここにはなかったみたい
部屋のドアを 閉めるみたいに忘れてしまおう
転がるゴミくず 響くのはハイヒールの音
プライドや名声が僕の頬を殴る
泣きはしない 涙よりも驚き
目をそらしたいのに そらせない現実に釘付け
こんな栄えない駅に
こんなちっぽけな自分が立っている
行きかう人に立ち向かう勇気も無く
立ち止まってと請う勇気もまだ生まれてこないよ
少し大人になった１６の春
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