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歌いたい
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作詞 涙華。 |
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5:47のぬるい空気に誘われて
8階から見た景色
なんてことない日常が そこに
だけど
感じたモノは違う気がする
流れてた音楽は
車の雑音だけ
風もない ただ
私は歌いはじめる。
誰のための歌なの?
私しか知らない だって
キコエナイ
誰のために歌っているの?
理由なくちゃダメ・・・?
すべてを忘れて
からっぽになりたいって
少し思った
無駄な感情を奪って
これが願いかな
何もない 私を
歌いたい
だれか聞いててくれないかな。
今、このちっぽけなベランダで
題名もないウタを
歌っているのは
このワタシだけ
ほかの誰でもない
ここに 私なの
テレパシー なんでもいいから
伝えて
鳥さえいない この空を
決して キレイではない
風景
ただ みんな動いてる
存在(いる)から
生きるってどんなことなの?
道は決まってないの?
何もない海を泳ぐような
果てしないことを
してるの?
ずっとながめ続けていたい
ワタシがいなくても
消えない世界
私がいなくても
ただみんな動いてる
存在(いる)から
とまることはない世界
ならば ずっと
みていたい
明日は必ずある
ねぇ
私にも・・・?
歌いたい ただ
それだけ
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