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サクラ
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作詞 架螺子 |
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青い空にかざした手のひら
ぼんやり眺めてみた
いつのまにか温かくなった風が
そっと指の隙間を通り抜けていく
見上げた先に思い描いた記憶
かつて手にした温もりは もうここにはない
桜舞う中おこったキセキは
三つの春で終わりらしい
記憶の空を見つめた瞳
ひらいて眺めてみた
いつのまにか色づいた景色が
そっと心の隙間に入り込んでいく
見つめた先に思い描いた姿
かつて触れた優しさは もうここにはない
桜舞う中はじまったキセキは
思い出の箱の中に
ほのかに紅く染まった蕾に
願いでもかけようか
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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