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愛する幼なじみ
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作詞 じゅんじゅん |
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なぜか君は小さい頃から体が弱かったよね
そしていつも入退院を繰り返してたよね
でも君はすごく頑張ってどんなに苦しいときも乗り越えてきたよね
そして普通よりはちょっと小さかったけど
なんとか成人式を迎えることが出来たね
それは何よりも俺が一番うれしかった事だよ
でも君の体は相変わらずで時々倒れては入退院が続いたよね
そんな中、俺は社会人になって忙しい日々が続いていた
君がいつも頑張ってつらい時も乗り越えるもんだから
いつしか俺は君の体の事を軽く考えるようになっていた
そして取り返しのつかない事が起こってしまった
ある日君からの電話に疲れてた俺は
「ちょっときついから後で電話する」
の一言で片付けてそのままになっていた
君がもっともっときつかった事も忘れて
そして次の日君の親から電話があって
俺が駆けつけた時にはもう君はしゃべる事も出来なくて
息をするのが精一杯になっていた
そんな君を見るだけで俺はただ涙が溢れて何も言えなかった
あの時、君が何を言いたかったのだろう
なんで聞いてやれなかったのだろう
いろいろ考えてやっとわかったよ
俺が君の手足になってほしかったんだね
気づいてやれなくてごめんね
そしたら君の目から大粒の涙が溢れてきた
今日からはずっと俺が守っていくから頑張ろうね
愛する幼なじみ
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