|
|
|
翼を捨てた天使
|
作詞 ハート |
|
いつのまにか縛られていたんだ
光溢れるこの空に
孤独溢れる この空に
穢れを知らない翼は
闇に触れるたび痛みを放った
たしかに絡みつく鎖は
振りほどくたびに胸を締め付けた
例えば
力を失くした灯のように
簡単に消えてしまう僕らなら
世界が幻になる前に
キミに出逢う意味があるのだろう
背中に受けた一つの傷跡
白いだけの翼に色を与えた
孤独と拒絶の苦しみが
何も無い僕を刺す
見上げた空は眩しすぎて
時々涙色に染まっていた
見渡す空は広すぎて
酷く冷たい風の蒼が僕を貫いた
例えば
翼を捨てた天使が
簡単に消えてしまうモノなら
世界が幻になる前に
生まれた価値を探せるだろう
これ以上失うものなど
怖くないと言い切れた
失えるくらいの強さが
どこかにあるのなら
この場所で
伸ばした腕は誰に届くこともなく
叫びたい言葉を
伝える唄さえ知らなかった
見下ろす空は霞んでた
溢れるノイズ 聞き取れない
飲まれる風にただ流れるよりは
誰かに呼んで欲しかったんだよ
いつのまにか縛られていたんだ
光溢れるこの空に
だから捨ててしまおう
堕落した天使と呼ばれても
意味のあるモノになれるから
いつのまにか縛られていたんだ
光溢れるこの空に
孤独溢れる この空に
一人で見つめる空は
いつだって渇いていたから
|
|
|