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ねむったふりをして
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作詞 ぷちねこ |
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まあこんな感じだろうと
適当な理由をつけてその場を去ろうと
健気に努力してるんだから
どうかその何も知らないような困惑した顔で
引き止める材料を作らないでほしいよ
大量生産の今だから仕方ないけど
時代とか過去とかのせいにしている誰かを
密かに笑いながら王道を歩いていく誰かも
雲に近い高層ビルの冷たいコンクリートの壁にもたれて
自分で自分をあざ笑う
誰が一番幸せかなんて
誰も幸せを感じていないように世界をうつすTV からは
わかるはずがないだろう
そして大胆なことに
明日戦争が起きても我関せず
ガソリンの値上げも「車のらないから」で無視して
君との幸せな日々からどうやって
逃げようか必死になっている哀れな僕
どうせ終る恋なんだからって思うのは簡単
きっと意味不明な君もあっさり同意
そしてインスタントな二人の関係は思い出にもならない
それを僕が望んでいるのかどうかは不明
ただこの手を離すのが結構死にそうなくらい
泣きそうなくらい
笑ってないと自分がわからなくなるくらい
不真面目に考えないと海に落ちそうで
なんか君から「スキナヒトデキタ。サヨナラ」
そんな素敵な時代はずれの電報
心底期待したり
いきなり始まってしまった僕の小説は
何度も強引に終らせようとしたけど
ずるずる続いて今もページが開いたまま
ああ…だけどもう…
スタッフロールが流れてるのが見えるから
それは密かに流れた僕の涙かもしれないけど
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