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瞬間のさわやかな気持ち
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作詞 シリメイシ |
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暑い夏の休みの日
近くのグランドから
「カーン」と金属音の音がして
白い小さな小さな点は
どんどんホームベースから逃げていく
雲1つない青い空に吸い込まれるかのように
どんどん どんどん
僕はそれを近くのベンチで見ていた
ボールが描く放物線
とても見事で思わず口をあけていた
心地よい夏風を浴びて
僕は我に返った
自分の手にはバットが
少し荒い息
白い点の行く先を
じっとバッターボックスで眺めている
そうだ僕は見ていたのではなく
自分で打ったのか
やはりこの瞬間の気持ちは
野球をやる人でないと分からないだろう
何ともいえないさわやかな気持ち
あぁ 風が気持ちい
あぁ 今日の空ってこんなに青かったんだ
野球やっててよかったよ
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