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片翼の天使
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作詞 紅ノ城 赤魔 |
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白銀の世界 目を疑うほど白く幻想的
そこにポツリ人影が
長き黒髪を風になびかせ たたずむヒト
空を見上げる青き瞳
楽しげに飛び交う仲間を見て涙をながす
なぜってそのヒトには片翼しかないから
飛ぶ翼が片方しかないから
時間が流れぬ いつまでも いつまでも
銀色に光る翼を失ってから
真っ白な片翼を持つ天使になってから
そのヒトの時間は止まった
誰にも知られず 誰にも気づかれず
片翼の天使は時間の歯車から外れた
誰にも知られず 誰にも気づかれず
そのヒトは今日もまたどこかで涙ながし 嘆くだろう
いつかそのヒトが誰かに助けられるその日まで
どれだけの時間が過ぎたの
私には分からない 私の時間は止まってしまった
この苦しみと 悲しみとともに
私をおいて時間は進む
白銀の世界 白く輝く神秘的
そのヒトの影以外は どこまでも どこまでも
続く白い世界
白き羽は舞う
どこまでも どこまでも・・・
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