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指輪
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作詞 Sip |
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気分で入った雰囲気のいい宝石店 サボった塾 暇つぶしになればよかった
ダンボール箱にぐちゃぐちゃになって入れられている 指輪がたくさん
その中で目が赤く光るかっこいい竜がついた指輪
なんか気に入って 中指にはめこんでみれば ピッタリだ
運命だなんて 自分の心でそっと思ってる
店内から 透明の窓ごしに外を見てみてると ピエロが風船で犬を作ってる
おっ!なんだありゃ凄ぇな 人の渦に俺も入りに行こう
そう思って 中指の指輪はずそうとすると はずれない!?
それでも冷静だった 俺はまだまだ落ち着いていたさ
それでも 指輪ははずれずに 指がただ赤くなってゆく
それでも冷静だった プライド高いボクは他の人にこんな恥を
悟られちゃいけないととっさに判断出来ていたんだ
でも それでもはずれない 残酷に時は過ぎていく
もう ピエロも消え去った 塾もとっくに終わってる
俺はついに覚悟 プライドも捨てることも出来たんだ
店員を呼んだ 正直に全部話してしまったさ
店員はすかさず後ろ向いた 肩が細かく揺れている
笑われているんだ 信じられない恥だね OH〜!
店員はよく分かんない 奇妙な道具を持ってきた
それで あっさりと僕の運命を切ってしまったよ
店員はあっさりと 弁償だと言い放った
1000円だって?フザけんじゃねぇ 俺の一ヶ月のお小遣いじゃねぇか
僕はこうして 悪いことすれば その分帰ってくると
その勉強代金が1000円を思えば安いもんさ
夕焼け空がかすんで見える 僕は帰って 晩飯食べたよ
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