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ミントガム
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作詞 YUKI☆ |
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コンビニに並ぶお菓子の中で
ふと目についたミントガム
貴方が好きだった 緑色のミントガム
隣を歩く貴方の唇が動くたび
香るのは貴方の好きなミントの匂い
冷たくて 少し辛くて スッと通り抜ける
まるで貴方が拒絶してるみたいで
なんだかちょっと切なかった
私は嫌いだったミントガムの香り
キスのたび口に広がる 痺れるような辛さ
離れた唇のあとに見える貴方の笑顔の優しさと不釣合いで
どっちが本当の貴方なのか時々分からなくなるよ
大人の味 大人の香り
私と貴方の距離みたい
ミントの香りが目に染みるから
そう言って最後涙を隠して走ったあの日
鼻に残る香りは
まだ貴方が傍に居るような錯覚を見せた
コンビニに並ぶお菓子の中で
ふと目に付いたミントガム
引き寄せられるように買って口に入れる
冷たくて 少し辛くて スッと通り抜ける
でも噛んだ跡に口の中に広がるのは
優しいほのかな甘さ
やっぱり貴方みたいと笑って
通り抜けるミントの香りの貴方が隣に居るような錯覚に
香りが目に染みるからって一人言い訳して
涙を流した
涙を乾かす風に漂い届くのは懐かしいミントの香りがした
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