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おとなのうた
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作詞 visuketto |
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今は小さく 色を褪せながら 形を磨きながら そして時には戸惑いながら
そうする理由も、うちに秘めた秘密も、傷一つ無いと思ってた傷だらけのその体も
今僕の目の前で諦めたこの人はりっぱな大人なのに
同じように諦めやすい僕が大人ではないのは不条理すぎるけれど
ただ、そんな事を嘆いているよりも
できるだけ 飛ばされないように 流されないように いちいち目で耳で足で確認しながら
そうやって今を 歌い続けていきたいよ
そうすりゃいつか 大人になってるかな
昔は大きく 色を変えながら 形を変えながら そして時にはなびきながら
見据えた瞳も、つかみどころの無いその哀愁も、語る事の少ないその口も
今僕の前にいる、孤独な人はりっぱな大人なのに
同じように孤独な僕が大人でないのは理不尽すぎるけれど
ただ、そんな事を嘆いているよりも
できるだけ 泣くのをこらえ、終わらない夜を耐えて、無様に叫びながらもがきながら
そうやって今を 生き延びていきたいよ
そうすりゃいつか 大人になってるかな
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