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恋愛トマト
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作詞 ハウマッチ |
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トマトを見るとあなたを思い出す。
あなたは私の事をよくトマトに例えたよね。
「恥ずかしくて赤くなるのがトマトみたいで可愛い。」
って笑いながら言ったね。
何故トマトに例えたのかわからない。
でもそれを言って笑ってるあなたを見るのがうれしかった。
あなたの部屋に遊びに行った、
あなたはトマトを育てていた。
「お前を見ているみたいで可愛いよ。」と言った。
突然の言葉に私は赤くなった、あなたは笑った。
私は自分が嫌いだった、恥ずかしがり屋の自分が嫌だった。
でもあなたといる時だけ、そんな自分が好きになれた。
あなたは私から消えた、
「必ず迎えに帰ってくる。」
そう言ってどこかへ行った。
私はどこに何をしに行くか聞かなかった。
それよりあなたがいなくなるのが辛かった。
「お前の目、赤くてトマトみたい。」
あなたはそういって泣き出した。
私はあなたがいないと赤く熟せない。
私はあなたがいないと成長できない。
そんなわがままでひねくれたトマト。
でもあなたの前では最高のトマトになれる。
その自信はある。
私は今、トマトを育てている。
あの時のあなたを見ているみたいで可愛いよ。
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