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塾の席
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| 作詞 センチメンタル |
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クラス違うから塾の時しか貴方と会えない。
貴方の横顔見ていたくて嘘ついた
目が悪いって先生に嘘ついたんだ
そしたら貴方の斜め後ろになった
嬉しかった
授業中に問題解いてる貴方の真剣な瞳に見とれてた
問題一問しか解けてないのにみとれてた
毎回毎回こんな感じで全然勉強が頭に入ってこない
たまに目が合う事もあった
見過ぎちゃったかな？
あせって目をそらしてみる
でも、貴方は冷たい瞳で私をずっと見てた
怖かった
休み時間に「車輪の唄」小さく口ずさんでいたら
急に貴方は振り返って
「その唄いい歌だよね？俺も好き」って
話しかけてくれた
夢かとおもった
それから貴方と話せるようになった
「アルバムの11番目の曲いいよ！聞いてみて」
「テレビでやったライブ、ビデオに撮ったよ。貸そうか？」
いつも歌手の話だけどね
でも、塾の授業中振り返った時の目はやっぱり
冷たくて怖かった
話かけてくれるわけでもなく
ずっと目が合ってるだけ
何か言ってよ・・・心の中で言っていた
塾も今日で終わりの日
今日は黒板に何も書かないから
最初に座ってた席に戻された
教室の後ろの一番端の席に
最後の日なのに・・・・
後十分で授業が終って
もう、貴方とは話さなくなるんだ
悲しい気持ちを抑えながら
問題を一つずつゆっくり解いていた
顔をあげて見た
後姿しか見えないはずの貴方の席をみた
でも、貴方は後ろを見ていた
いつもの冷たい怖い目で
私のことを見たわけじゃないけど・・・
嬉しかった
この気持ちは伝えることはないけど
貴方の思い出の片隅に私の存在がのこってたら
いいなぁって思ったりしてます。
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