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冷血
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作詞 sun&moon |
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不幸中の幸いかな
温かい体温はまだある
何にも見えなくなったその目で
また何かを見ようと細くする
寒くて卑劣な社会は
弱者に情けはかけない
全力疾走で逃げたって
目の前には ほら高い壁
目の前にもう画面しかない
0と1でしか区別できない
温かい目なんか望まない
今までだってそうだった
広い空に比べたら
俺なんかちっぽけな存在
何処にいても何をしても
闇に捕まれた俺しかいない
そんな世界は
矛盾してるんじゃないか?
扉の向こうにある世界は
俺が望んだ真っ黒な世界
触れることも許されない
この手でそっと戸を開ける
動けない 動こうとしない
生きようとしない 何もできない
強い風に服が靡く
これからもそうなのか
大きな闇に比べたら
俺は全く捕らえられない
何かを求めようとしても
誰も相手に何かしない
そんな世界こそ
素晴らしいもんじゃないか?
これからだって 何も求めない
いままでのように 朽ちていくだけ
枯れておちるくらいなら
自分から落ちるのも かっこいいじゃないか
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