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伏せた写真立て
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作詞 やもとれお |
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歩き出そうと勇気を出すのに
君の思い出に腕を捉まれままならない
そんな声で僕の名前をしゃべらないで
もう僕は行くよ
いっそ明けることのない夜におぼれて
この世界の終わりまでを見届けたっていい
使い古した僕を壊して 新しい日を
朝を洗う風を大きく吸い込んだ
目覚めたばかりの街中に
君を探すようなことはしない
まだ前には進めないけど
ここにしっかりと立ち
スタートの合図を待つ
ランナーを気取ろう
強がりだってわかってる
無理をしてるいることもわかってる
でも独りで流す涙の哀しさを
繰り返す勇気もないんだよ
勝てなくてもせめて
負けない自分でいたいんだ
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