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2人乗り
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作詞 芽衣 |
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3月18日、卒業式。涙ながして卒業した
夜の打ち上げのとき、君と自転車で2人乗りした
本当は嬉しすぎたけど、素直に言えなくて
今更気付いた気持ちを言えなくて、笑って君に
「5ヶ月前、あたしに告ったよね」
君は笑って「そんなことあったっけ?」って。。。
でも、いっぱいメールしてたことは覚えてた
君の後ろ姿、何度も何度も見つめた
自転車で2人乗り。まわりの見ず知らずの他中の人達
うらやましそうにこっちを見てる
「"彼氏"とこういうことしたいなぁ」って言ったら
「俺で悪かったな」って言ったよね
本当は、本当は、君に"彼氏"になって欲しい
グランドに行くとき、君と2人で行ったね
楽しかった。いろんな話が出来て。
君との最後の時間、嬉しすぎた。。楽しすぎた。。
なぜか君はいつもより優しかった
「寒い」ってガタガタ震えるあたしに自分の上着をかけてくれた
「俺、手冷たいんだけど」って言ってあたしに手を差し伸べた
「あたしの方が冷たいよっ」って君の手を握った
「お前の手、冷たいなぁ」ってさ。。。
家に帰って会えなくなると、時間が戻って欲しいと
何度も、何度も願った。。。
君に書いてもらったアルバムの寄せ書き
「高校に行っても頑張ってね。」って文字何回も見た
卒業して2日たつけど、君に会いたくて、会えなくて
寂しくて、悲しくて、君のこと考えてばかり
「また、メールする」
そう言ったから、メールがくると君だと思ってしまう
やっぱり、「好き」だと言えばよかったの?
後悔したってもう遅いのに。。。
君と2人乗りした夜、きっと忘れない
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