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せんぱい そつぎょう さくら
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作詞 ☆エミナ★ |
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先輩と私は つきあってもうすぐ1年が経つよね
もう 超ラブラブだったよね
おぼえてる?
私が告白したら 先輩真っ赤になって
何も言えてなかったよね
それで やっと口を開いたと思ったら
日本語 変になってたよね
おぼえてる?
私が学校で転んだら 私をおんぶしてくれたよね
保健室に行って 保健の先生がいなかったから
一生懸命 治療してくれたよね
どれが傷薬だかわかんなくて 戸惑ってて
胃薬 私につけようとしたよね
いっしょにジュース飲んだよね
誰も居ない教室でキスしちゃったよね
鉛筆忘れてたよね
友達に借りればいいのに わざわざ私のとこきたよね
こんなに好きなのに 先輩 卒業だよね
ねぇ なんで
なんで先輩 そんなに気楽そうなの
なんでそんなに笑うの なんでそんなに優しいの
どうしていつもどおりなの
別れたくないよ 卒業しちゃ やだよ
中学が義務教育じゃなければいいのに
先輩 頭全然よくないから
義務教育じゃなかったら 留年できるよ
でもこのままじゃ私達 離れ離れだよ
卒業式の日 私は心配してた
先輩 私の事 好きじゃないんじゃないかな
卒業式が終わった後
先輩は私を呼び出した
その時も先輩は笑っていたから
私は怒って その場を逃げてしまった
それは 目の前を 桜吹雪が舞う日のこと
夜 部屋で泣いて居たら
電話の音が 部屋中に鳴り響く
先輩が死んだという 知らせだった
事故だった
彼は事故に会った時 箱を握っていたらしい
箱の中には さくらいろの指輪
そこに書かれた 私の名前
そのなかにあった手紙に小さく
見慣れた 下手な字で
ずっと一緒にいような
涙が止まらなかった
どうしてこんなことになってしまったのだろう
あの時 怒らなければ良かった
あの時 逃げ出さなければ良かった
「大好き」 何回言ったって 通じない気持ち
それは 目の前を 桜吹雪が舞う日のこと
涙 何回流したって 悲しみは流れない
桜吹雪が舞う日の事
先輩 どこにいますか
天国は どんなところですか
私もそこにいれたらいいのにね
でも私は 生きるよ
先輩のぶんまで 生きるよ
先輩に尽くすつもりで
がんばるから
もう1年が経つね
先輩 私も卒業したよ
まだ 生きてるよ
先輩も私の中で 生きてるよ
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