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開かない扉
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| 作詞 櫻木 煉蒔 |
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君は開かない扉の中で
何かを待っているという
その扉はきっと
君が自己防衛するために
できてしまった結果だろう
でもその扉が君に教えてくれたのは
孤独という暗闇だろう
君が君自身で創り上げた
自分の存在を否定するもの
その暗闇に溶け込んでしまった君は
名前も知らない何かを待っているんだろう
君は開かない扉の中で
黒い花に水をやっているという
きっとその花は君自身だ
ありふれた水を浴びて
まだ小さなつぼみを咲かせようとしている
まるで空っぽの心に何かを与えようとするように
大きく開くその時にきっと何かを感じられると
そう信じて水をやる
きっと君は知っているんだろう
まだ見ぬその感情は
その暗闇から助け出してくれるんだと
君は開かない扉の中で
優しい夢を見るという
それは君は君自身の心の扉
叩き始めた証拠だろう
その扉が開いたら
僕が一番に手を差し伸べるよ
その扉が開いたら
僕のもっと向こうに
きっとまぶしい光があるだろう
でも君は目を逸らさないで
その光に笑顔を見つけて
君へのありがとうを見つけて
僕からのありがとうを見つけて
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