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終着駅
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作詞 sayu* |
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流れる景色にぼやけた 下り電車は空いていた
隣りに君はいない 開くドアはすぐ閉まる
MDから聴こえた歌は 君の好きだった少し古い歌
耳障りな程絡みついて 思い出すのは
吹き込んできた寒風 君はいないかな
さよならと去っていったあの日から
何処までも二人 行けそうな気がしてたんだ
君は憶えてる? 此処で投げかける
映る窓には遠い向こうまで 下り電車は僕一人
今なら泣けそうだ 開くドアはすぐ閉まる
終点は君が住む街 淡い希望が埋め尽くす駅
がらんとした其処には 現実が在る
踏み込んでみた世界 君はいないかな
端から端まで走りぬいてみた恋心すらも
此処に今までの全てを 置いていこうと思うんだ
君は憶えてる? 此処で問いかける
告げてなかった 僕からのさよならも
全部全部 此処に置いていこうと思うんだ
いつか君が 見つけてくれれば
吹き込んでいく寒風 反対車線までの階段
乗り込んだのは 誰もいない上り電車だけど
何処までも行けそう 君の街を離れていく
君は憶えてる? 其処に残る全て
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