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登校
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作詞 てちかわさん |
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パンをくわえて あの学校へ
今日もチャリで行く
遅刻するから そうではなくて
あの曲がり角で 愛を待つから
パンをくわえて ブレーキかける
曲がり角から むこうを眺める
甘い香りが バターと混じり
僕はペダルをふんだよ
そのとき出会った君は 僕を見て笑う
鼻についてバターを 右手でぬぐう
そのとき出会った君は 僕を見て笑う
座る場所もない自転車に 両足でじっとこらえる
そうもしてられない君は 大きな僕の背中に
小さな体でよりかかる
甘い香りが バターと混じり
もっと強くペダルふんだよ
君の体が さっきより重い
両足の力 抜けてきた印
あの時笑ったきみの顔 天使のような笑顔
手加減のないそのくしゃくしゃな笑顔
いつまでも大好きさ
あの時笑ったきみの声 天使のような大声
手加減はないけど小さな声が
いつまでも大好きさ
昨日のメール 悪いと思い
彼女を 公園に呼ぶ
頭の中が 真っ白になる
ごめん とただ 一言
突然君は 涙を流す
「ごめん」 を勘違いして
やめるはずない やめたいはずない
君自体が僕のタイプだから
あの時泣いた君の顔 子猫のような細い目
もう涙なんて流させたりしないよ
いつまでも大好きさ
あの時泣いた君の声 小鳥のように高い声
俺のハンカチを使ってくれ
いつまでも大好きさ
何があっても君を いつまでも いつまでも
大好きだよ
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