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おもいで
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作詞 奏亜奈 |
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自分を守ろうとすることは
「弱い」ことではないけれど
君の隣が好きだったから
それだけを大切にし続けていた
だから僕は
君の心が痛んで
変わり始めているというのに
それに気が付かない毎日を過ごして
感じたのは
君の隣が前より
物足りないということだけで
何が変わったのか考えなかった
気が付いたら
こんなに距離が広がり
君は遠くから見つめるだけ
空っぽの空間を見るような目で
この胸には
負けを認める強さも
栄光を諦める勇気も
何一つ無いと知っているみたいだ
君といて幸せだったよ
それは嘘では無いけれど
もっと早く気付けば良かった
君がいるからこの場所がある
当たり前すぎて見えなかったこと
もしかしたら
君が今いる場所さえ
やがて僕を拒むようになり
新しいあしたを見つけるのかなぁ
悲しいけど
大切なものを守り
その為に夢を捨てるという
覚悟ができなかったこの僕のせい
思うんだよ
もしかしたら
僕が今いる場所だけ
君との思い出で満たされて
新しいあしたを見つけるのかなぁ
君がいないというのに
幸せな思いを抱きしめて
辛いことを忘れてしまうのかなぁ
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