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旅立ちの表\彰台
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明日から僕は友達にも会えないのかな？
隣の君にも、そこの君にも、別れを告げるのかな？
なぜかいつもより早足で歩くよ。
なぜかいつも歩く遊歩道が短く感じた
春風に吹かれ、桜が舞い降りる遊歩道
僕の手の中、花びらがひとつ落ちてきた
ほんの少しいつもより手を強く握りしめた
いつもはくだらないと笑い飛ばす願い事、心の中で…
さぁ、時は来た。卒業の時が来た
なぜかいつもの学校に懐かしさをおぼえた
少しずつ気持ちが複雑になってきた。
それぞれ我が道めざして旅立つんだ…
さぁ、僕もあがるよ。旅立ちの表彰台に。
僕の手の中、表彰台で受け取った金メダル
ほんの少しの輝きが旅立つ自分に勇気をくれた
君達と過ごした楽しき日々、心の金メダルに残ってるさ…
いつもは泣かないと決めてる僕の目、涙こぼれた…
あの春の日の残像、僕の中で何よりも輝いているさ…
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