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天国の君へ
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作詞 時音 |
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どうか僕の隣で微笑んで それだけで救われるんだ
過去のあやまちも 未来の不安も
すべて溶けて消え去っていく
車のラジオから流れるバカみたいに明るい声
道を歩く人も、公園で遊ぶ子供も変わりなし
君がいなくなっても世界はいたって平和そのもの
治らないと言われた病 愕然とする僕に
「大丈夫だよ」と笑った君は 初雪ととも消えてしまった
降り続く雪は凍った心のカケラ
見えない音をたてて地に落ちる
どうか僕の隣で微笑んで 叶わないと分かってる
過去の思い出も 未来の希望も
すべて溶けて消え去っていく
どうか君の翼をかして いますぐ逢いに行くよ
星の海を渡り 雲をかきわけ
遠く遠く月の向こう側へ
翼の風を受けたカケラは 雫となって降りそそぐ
やがてそれは夢になり希望になり 星とともに瞬く
思い出は僕の鎖になるだろう
逢いたい、その想いを伝えたい
君の翼は雪のように 触れたとたんに消えてしまう
僕の心は重すぎて きみに会いに行けない ならばそう、君のために泣こう
流した涙は言葉のように 君に想いを届けるだろう
返事をください 空から降る雪に乗せて
そっと、受けとめるよ
ふと、顔を上げて気づいた いつもそこにいたんだね
夜空の雲は君の翼 月の光は君の微笑み
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