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3丁目3番地6号室
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作詞 なほえ |
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今日も昨日みたいになると思ってた
あそこの階段一つ登って左側
普通に出迎えてくれるんだと思ってた
昇る日は高く高く
去ったあなたは遠く遠く
今何してるの どこにいるの
残されたものは忘れられたバケツ
溶け始めている氷にそっと涙を垂らす
思い出だけは溶けない様に
あの部屋からはいつもいい匂いがした
クッキー焼く匂い嗅ぎつけて走るの
響き渡るのは幸せの足音
見上げる空は広く広く
去ったあなたはもう見えない
ねえ覚えてるよね 戻ってくるよね
ベランダの手すりに一人きり
もう見慣れてしまった景色に蓋をする
あなたが蓋を開けてくれるんでしょ?
沈む日は赤く赤く
去ったあなたは遠く遠く
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