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桜色の夢
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作詞 翔香 |
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君の夢は必ず夢の中に桜が咲いてる
花弁は咲き乱れ風に舞っている
校庭の真ん中の枝垂桜の下に君がいた
老いた桜をただ見上げて
夢に桜が出てくるのは最後に君と話した場所が
枝垂桜の下だったから
まるで桜に酔っているようにただ見上げて
声をかけたのに無反応だった君にしては珍しい
ようやく気付いたのは3分後
君は声をかけたことさえ憶えていない
「桜を見上げるなんて珍しいね」私が言ったら
君は「なんとなく今日は惹かれるんだ」
おとなしい口調でそういったね
少し訳が分からなかったでもすぐに分かった
風がふき花弁が踊るその瞬間言葉を失った
心の底から美しいと思い「綺麗」と言う言葉が出た
夢に桜が出る理由は
君とその時の光景と感動を忘れない為
忘れてしまったら君とのあの言葉は嘘になるから
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