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春遙か
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作詞 川上春来 |
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生命(イノチ)が朽ちると言うことを
冷風(ヒヤカゼ)の中で聞いたんだ
綿毛(ワタゲ)雲は速度を上げて
青い空を流れていく
あぁ 空が青い
ねぇもうすぐ君が好きな
春がやって来るよ
桜はらはら舞い 君の面影近し
柔らかい空気に触れ 寂し寂しと泣く
白い指で描いた朝は
私の前の心が停まる
ゆっくり手を握ったけれど
残るのは氷の破片
あぁ 掌流れる
あぁ君が好きだった
春の足音が聞こえるよ
桜花一枚 君を望むけれど
柔らかい日差しの中 陽に翳す手ひとつ
君といた過ごした日々 音もなく消えゆく
涙拭う風は さらば 春遙か…
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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