|
|
|
おっきな命 あげるから、おっきな愛を ちょうだい。
|
作詞 あきゆき |
|
貴方へ 沢山の命を注いであげる。
その代わり
貴方の 沢山の愛を下さい。
『余命三ヶ月』
そう宣告された時、もう望むことはなかったの。
沢山の道を歩んできたし、
沢山の夢を叶えてきたし、
沢山の愛を抱えてきたし、
沢山の悲しみ乗り越えたし、
沢山の命を貰ったし、
「もう残す事は なんにもない。」
そう思っていたのに それは嘘だった
本当は
「もっと生きたい」 そう、何度も願った。
だけど
木の葉が一枚落ちるごとに 「私の命も無くなりゆく」
そう思えて 仕方なかった。
だけど 貴方と出会い、きっと運命が変わった
なんにもない日常に
やっと本物の、光が差した気がした。
枯れていきそうな花に、誰か水をくれた
まるで私の天使。
だけど、私には 愛する資格なんて
ないのかな?
どうせもうすぐ どっか逝っちゃうし
・・・だけど貴方は なんて輝かしいの?
「俺は一生、君を愛していく。たとえ先が見えなくとも」
そんな事、きっと私なら言えないわ。
だけど
貴方は 私に愛を注いでくれた。
【だから、貴方には
私の残り少ない
沢山の『命』をあげるから
私には、貴方の
沢山の『愛』をちょうだい?】
|
|
|