|
|
|
恋罪
|
作詞 時塔ユキト |
|
きっと君を想う事さえ
愚かな罪なのだろう
紅黒い牢獄で僕は一人鎖に繋がれる
眩しいほどの蒼い月光が
涙のように僕の頬を伝い堕ちて
目の前の空虚な闇に吸い込まれては消えていく
愛しくて愛しくて仕方なかった
そんな君の姿が闇に浮かんでは柔らかく微笑んで
その幻影さえも愛しくて手を伸ばすのに
触れる寸前で消えてしまう
ああ、きっと君を想う事さえ
愚かでどうしようもない罪なのだろう
それでも君を想い
想わずにはいられない僕は罪を犯し続け
この牢獄で幻影でしかない君と二人
空虚な幸せの中に生き続けるのだろう
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|