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初恋の思い出
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作詞 アルミシン |
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3年になったばかりのころの塾帰り
急に君に呼び止められた
「何だろう?」と思い近づいてみると
なんだか凄い決心をしたようだった
「付き合って下さい!!」
一瞬何がなんだかわからなく
ただ「あぁ・・・うん」という言葉しか出てこなかった
なんとなく付き合い始めたのに
日がたつにつれどんどん好きになっていった
一緒に祭りも行ったし映画も見た
毎日会えることがとても楽しみだった
付き合い始めて4ヶ月あまり
そんな日にも終止符が打たれた
2人の仲を引き裂いたのは
『ヒッコシ』と言う悪魔の4文字だった
『遠距離恋愛』か『別れる』か
どちらもはっきり選べずに
気が付いたら『別れる』という結論に落ち着いていた
なんとなく付き合い始めたくせに
実際別れるとなるとこんなに辛いなんて・・・
一緒にいたころの思い出が
どこからともなくあふれてきた
引っ越していくとき車に乗り
いつまでも手を振っていてくれた
そんな彼女に対してこっちでは
ただ一つのことを考え無表情で涙こらえて見送った
「引越し先でもすてきな相手にめぐり合えますように・・・」
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