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薔薇少年、蝶少女
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作詞 里芽 |
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ある日 薔薇の少年は 蝶の少女に恋をした
少年の周りを飛び回る 無邪気な少女に
美しきりんぷん振りまき踊る その少女に
少年は赤くなる 元々赤いのに
だけど蝶の少女は 気づかずただ飛び回るだけ
だから少年は少女に声をかけた
「やあ 蝶々のお嬢さん」
少女は振り向く 少年は赤くなって
「ボクの周りをそんなにうろちょろしないでおくれよ」
そういった
無邪気な少女は とても怒って
「何よ 何よ」と少年につっかかる
ああ ああ なんて 素直じゃない薔薇の少年
また思わず トゲをだす
ある日 蝶の少女は 薔薇の少年に恋をした
一際赤い炎のような 情熱の塊の少年に
紅く燃え続ける その少年に
少女は思わず 彼の周りを飛ぶ 不自然に
薔薇の少年はそんな少女をじっと見ている
ある日少女は少年に話し掛けられる
「やあ 蝶々のお嬢さん」
少女はふりむく ドキドキしながら
「ボクの周りをそんなにうろちょろしないでおくれよ」
そういわれた
少女はとても 恥ずかしくて
「何よ 何よ」と少年につっかかる
ああ ああ なんて 素直じゃない蝶の少女
また思わず 羽で叩く
いつになっても 少年と少女は
お互い そっぽを向いて「ふん」というだけ
ただ一言「やあ蝶々のお嬢さん 綺麗だね」
ただ一言「なんて素敵な方でしょう」
そういうだけなのに
いつになっても 少年と少女は
お互い そっぽを向いて「ふん」というだけ
薔薇の少年は少女を見続け
蝶の少女は踊り続けるだけ
Ah・・Ah・・。
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