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ご め ん ね
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作詞 ☆エミナ★ |
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「見て」
そう言って 友人は
長袖を捲り上げた
その手首には 古い傷跡
話によると
彼女の体には カッターの傷跡が
まだまだ まだまだ
たくさんあるらしい
「全然 痛くないんだよ」
彼女は笑っていた
「やめてよー、いたいよー」
私もつられて笑って
その話を軽く流して
本当は寂しかった
本当はすぐにでも泣きたかった
ただ一言「そんなことやめて」と
そんな簡単な言葉も言ってあげる勇気もなくて
非力な私を許して
本当に ごめんね
なにも言ってあげられない
つまんない私を
どうか許して
本当に 本当に
ごめんね
最近学校にも来ないあのコ
ねぇ 私 寂しいよ
学校に来てよ もう自分を傷つけないでよ
もっと
もっと
生きてよ
私のために
生きてよ・・・
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