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タンポポ
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作詞 柚子姫 |
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道端に咲く 小さなタンポポ
届くかもわからない想い
必死で飛ばすタンポポ
僕と重なり そっと摘み取った
誰にも知られないように そっと
見上げる空はこんなにも青いから
流れる雲はこんなにも優しく香るから
僕は涙を流し 枯らすこともできず
ただただ 空想と現実の境目をみつけだそうと
摘み取った 小さなタンポポ
握り締めた僕の手を超え
必死に飛ばすタンポポ
忘れていた感覚 ふっとよみがえる
最後まで諦めない気持ち ふっと
見上げる空はこんなにも広いから
眩しい日差しはこんなにも優しく照らすから
僕は涙を流し 枯らすこともできず
ただただ 理想と現実の境目をみつけだそうと
悪あがきでも かっこ悪くても
たとえゴールにたどりつかなくても
それはそれで「らしさ」であると
小さなとても小さなタンポポが
教えてくれた 金曜日の午後
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