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死
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作詞 千寛 |
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いつも当たり前のようにいた存在
その存在がふと消えてしまったとき 僕はどうすればいいだろう?
死なんて考えてなかった
大切な人がいつかはどこかへ行ってしまうと言うことを
もう会えなくなるという事を考えてなかった
死ぬなんて簡単に言うけどそんな簡単なものじゃなかった
残された者たちの思い
それがどれだけの物かわかってなかったから
その人の存在が消える
そう思っても別になんとも思わなかった
「それだけの事なのにどうして皆悲しくなるんだろう?」
前の自分が言ってた言葉
今思うと自分はどれけ無神経だったかわかる気がする
それを聞いていたものがどれだけ悲しかったかわかる
幼かった自分の考えたことの愚かさを今なお 信じられずにいた
もう戻ってきてはくれない
もう隣で笑ってはくれない
もう言葉をかけてくれない
たったそれだけの事なのにどうしてこんなに悲しいんだろう・・・
人の死なんて簡単なものだと思っていた
でも
誰かがこの世から消えてなくなるということはそのぶんだけ悲しむ人が増えるってことなんだ
大切な人がこの世から消えてなくなるということ・・・
それは人にとって最も悲しいことなのかもしれない
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