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歩幅
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作詞 雪路 |
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君の隣に居たかった
君は僕にかまわず歩くから
置いていかれないように
少し急いで歩いてた
君が好きだから
いつか振り向いて
そっと手を差し伸べてくれると
信じてた
信じることで歩いていけた
君の横顔が見たかったから
走って追いかけたら
君は止まって
何をするのも気紛れで
そんなところさえ魅かれてた
ある日君は
振り返って言ったよね
「別れようか。」
その言葉に
僕はどれほど涙しただろう・・・
歩いて行く希望すらなく
僕は立ち止まり
崩れ
泣いた
かまわず歩く君に聞こえるよう
泣き叫んだのに
「ごめんね。」
だけ残し去って行った
膝を抱え
泣き崩れている僕に
ふと顔を上げると
友達が
そっと手を差し伸べて
引っ張ってくれた
だからもう歩いてゆける
振り返らずに歩いてゆける
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