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少女から大人へ
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作詞 ∽MADNESS∞JOKER∽ |
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春の訪れを感じる前に砕けたガラスのベッドで
乱れながら大人になって行く少女を見つめていた
純粋な心にヒビを入れた僕は
ただ現実を教えただけのこと
遠ざかって行く冬は終わり
雪解け間近の路に出来た水溜りに映る少女の顔は
誘うような笑みを浮かべてた
昨日とはまるで別人のように・・・
誰でもいつかは誰かと重なり合い
互いの体温を一つの魂に変える
その時に見える廻りの景色は
色濃くて僕らの瞳を焼き付け
果てしなかった子供の階段を昇り終える
あの頃のようなキレイな躰はもういくら望んだって
どこを捜したって戻ってくるわけがない
所詮は過去の汚れを知らない理想を
追い掛けた自分には還れなくて
今はまだ躰だけ前に歩を進めただけに過ぎない
境界線を越えただけじゃ
本当の大人になんてなれないんだ・・・
誰でもいつかは誰かと愛し合い
互いのイヤなところも好きになる
ここからそう思えるようになれば
何も恐いモノなんてない
堂々と胸を張って幸せを感じ取ればいい
少女から大人になった君は
きっとこの錆[さ]び付いた日常を
磨き上げることが出来るから
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