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想
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作詞 snaphkin |
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春がその訪れを告げに来るころ 僕たちは別れた
永い夢から急に現実に戻されたような
そんな気分だった
君が傍にいてくれた時は
怖いものなんてなんにもなかったのに
ただ あの幸せな時間がずっと続くんだとばかり思ってたんだ
今はこんなにも辛いのに
いつかは君の事なんとも思わなくなる日が来るんだろうか
きっと来るんだろう
時は全ての痛みを気づかぬうちにでも確実に癒してくれるから
「わたしの代わりなんてどこにもいないのよ?」
と君は言った
あの時は冗談にとってたけど
今はそんな気さえしてるんだ
愚かな僕は 別れが来る直前になってやっと気付いたよ
君を失うということがどんなに怖い事かってね
今はもうわかってるんだ
あの時君に何をしてあげればよかったなんて
でも気付くのが遅いよ
時は無常にも未来に向かってただ静かに流れ続けるだけ
君が傍に来てから僕は少なからず変わったんだ
でも君がいなくなって
僕は昔に戻ることはできなかった
もしも君が戻って来てくれるなら
なんだってするって思ってんだ
君といた時間はどんなときも幸せだった
それは君は気付かなかったかも知れないけど
君が僕に与えてくれたものなんだ
だから別れは「さよなら」じゃなくて
「ありがとう」で締めくくったんだ
僕は君に幸せを与えられてたのかな
楽しかった時 悲しかった時 全てが君であふれていたんだ
でもそれは還らない もう分かってるよ
時は残酷にも僕の中の君をやさしく思い出に変えていくんだろう
君のやさしさ 君のぬくもり 君がくれた全てを詰め込んで
僕はこの歌を君に歌うよ
別に何を思ってくれって訳じゃないんだ
ただ あの頃の様に
静かに耳を傾けてくれればいい
ありがとう
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