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墓†標
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作詞 霧闇 |
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好きなんだって 愛してるんだって
叫び続ける心にナイフを突き立てる
今はまだ邪魔なだけだから
力ない愛は無責任だから
殺すしか 無かったんだ
好きだと告げるだけならこの上なく楽だと思う
だけどその後は?僕のこの手には
愛する者を守る力なんて無いのに
好きだと告げられることがこの上なく迷惑だ
持つ必要の無い責任 僕のこの手には
それを遂げる力さえありはしない
好きなんだって 愛してるんだって
叫び続ける心にナイフを突き立てる
今はまだ邪魔なだけだから
力ない愛は無責任だから
殺すしか 無かったんだ
サヨナラ、僕の恋心
この手がもっとたくさんの力を持ってたら
多分殺す必要なんて無かったんだ
足元の土を掘り下げる
此処を墓にしよう
好きなんだって 愛してるんだって
叫び続ける心をナイフで殺した
死ぬ間際に『何で?』って言った
答えようとあけた口は言葉を
紡ぐことができずに
湿った匂い 濡れ土の感触
水のような濡れ土を素手で掘ってる
欠けた心が痛むのを
涙と一緒に忘れようとしながら
十字架を突き立てた
サヨナラ、僕の恋心
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