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糸の先
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作詞 abateman |
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テレビから流れる日替わりのニュース
話は尽きないが どこか虚しいな
テレビを消して見上げた空は雲一つなく
それだけで何か 救われたような気がした
僕らはいくら線を描いても 同じ星の上
そしていつかはまた 一つの場所へ辿りつく
何も急ぐことはないだろう
愛をしたいな 終わりまで歌いたいな
結局、この詞は君が好きだと伝えたいだけ
街灯の下では猫が行き交う人を眺めて
物欲しそうな 顔をしている
食べかけのジャンクフードを差し出すと
手を軽く舐め それを咥え消えていった
自分の無力さに気付いた夜 そんな時に限って
わかっていてなのか 君はいつもより優しい
何の話だっけな 確か悲しいニュースの話?
そう、殺し合う意味なんてないだろう
いくらでもあるだろう 別の方法が
気付いているはず もう止められないの?
何も焦ることはないだろう
何も急ぐことはないだろう
愛をしたいな 終わりまで歌いたいな
結局、この詞は君が好きだと伝えたいだけ
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