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駅のホーム
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作詞 ◆波穂<namiho> |
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誰もいない駅のホームに うつむいたまま
何も言わないあなたの横顔 月明かりが照らしてる
あなたとなら何でもできる気がしたし
二人はうまくいくと思ってた
あの頃のあたしが こうなることを知ってたら
少しはワガママな口も閉じたのかな
駅のアナウンスが
三番線に向かう電車を知らせるけど
まだ来ないで もうちょっと待ってほしい
あと一つ 言い忘れてたことがあるの
こんな時になって 本当は一緒にいたいって
感じてる自分に 仕方ないよって言い聞かせてる
あなたとなら何でもできる気がしたし
二人はうまくいくと思ってた
今思えば どうしてあたしは
あれくらいのすれ違いに負けちゃったのかな
不自然なくらい静かなホームに
終電が近づいてるけど
まだ口を開いてくれないあなたに
あと一つ 言い忘れてたことがあるの
「ねぇ二人の思い出が あなたを苦しめるくらいなら
あたしのこと 忘れてもいいよ あたしはずっと覚えてるから」
ワガママばかりだったあたしの精一杯の強がり
あなたは振り返らなかったけど ちゃんと声は届いたよね?
一人ぼっちの駅のホーム あたしの泣き声だけが響いてた
月明かりが静かに照らして 涙が光った
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