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退屈のツラ
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作詞 takey-m |
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僕はいま動物園でまるで籠の中
自由を勝手に取られてゴロゴロしている
明るい日差しをよそに今日も変な声
僕は見もの?見せ物か?僕の何処がいい?
飼育係はいつも必死で僕を呼ぶ
「こっちだよ こっちだ さあ食事の時間だ」
言われなくても腹ペコだと解っていた
だけどその優しい声には頭下がりの理
今日も飯はうまかった
この生活には期待もないし刺激もない
ただ退屈でたまらない日々は僕に微笑む
暖かい日差しもいつも僕に笑いかけて
ありもしないぬくもりを作った・・・平和だなあ
飼育員の声が今日はなぜか高い
兎が一匹脱走したんだそうだ
いつも退屈な僕はそれが楽しくて
策に張り付いてあの人を見守ってた
「早く戻っておいでおいしいご飯があるよ」
優しい声は僕の腹をすかせて鳴かせた
いつもよりすごく楽しかったなと火曜の今日
いつもの優しい顔が少し皺にうずもれた
あぁ 退屈な日々
いつもいつも優しい声と
暖かい日差し
それから僕を見る子供たち
ここから・・・離れたくないなあ
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