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同じクラス 斜め前の席の君
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作詞 星月 凛 |
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あなたの隣 何気ない顔して通るあたし
今日こそ想いを伝える決心をしていたのに
同じクラス 斜め前の席
仲良しの男子に笑いかけるあなたの顔
それを見ているだけで幸せだと
そう言い訳する卑怯なあたし
声を奪われた人魚ですら
想いを伝えようと必死だったのに
唄も歌えるあたしは
何も出来ずに此処にいる
あなたの後ろ 少し離れて歩く
今日こそ話し掛ける決心をしたのに
同じクラス 斜め前の席
隣の女子に笑いかけるあなたの顔
ちょっと嫉妬を覚えるなんて
なんて醜い卑怯なあたし
月に還ったかぐや姫ですら
想いを隠すのに必死だったのに
あなたの隣にいるあたしは
どちらもできずに此処にいる
何も出来ずに
ただ立ったまま
あなたに「彼女」という存在ができた事を
ひっそりと耳にしながら・・・
継母に憎まれていた白雪姫ですら
最後は王子と結ばれたのに
障害もないあたしは
泣く事しか出来ずに此処にいる
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