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望み
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作詞 桐 |
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寒い朝に君は
"暖かい"と言ったね
手を震わせ 白い息を吐いて
あったかいって・・・・眼を閉じたね
あのさ 今気付いたんだ
でも君は とっくに分かっていたんだろう?
かけがえのないもの程 すぐに散ると
優しすぎた時間が
僕に植え付けた恐怖だって
こうやって直面してみると
知らない間に 消え失せてるのさ
どうして?
僕に限って ありえないはずだったのに
輝く物がひからびて見える この瞼に
何かが宿ったからとて
さしずめ 僕は隠し続けるんだ ・・・・続けてたはずなんだ
もう何も望まない
望まなければ 求めなければ
悲しみにも 寂しさにも 無理矢理耐えないで済む
望みが 絶望を意味するなら
僕は これから何一つ必要としない
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