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ヘタクソ\な私とバレンタイン
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作詞 *ショウ* |
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明日はバレンタイン11歳の私には早すぎるかもしれないけど、あなた達3人にあげるよ!1人に好きな人しぼれない私には早すぎるかもしれないけど、あなた達3人にあげます!
牛のついた包み紙のチロルチョコレート2つとペコちゃんとポコちゃんがくっついたチョコレート。おこずかいはたいたんだよ。偉いしょ?
私はラッピングが出来ないから、隣のおばあちゃんに包んでもらったんだ。お母さんじゃ恥ずかしいもん。
キレイなピンク色と黄色とオレンジ色。Kくんにはピンク色。Tくんにはオレンジかな。Iくんには黄色ね。
私、ドキドキしたよ。寝れなかったよ。3人共に「好き」って言われたらどうしようとか、Tくんはもてるから、他の女(こ)にいじめられたらどうしようとかばっかり考えてた。
バレンタイン当日だ。新しい服で学校に行った。
緊張してすべった。パンツ丸見えだった。そしたら後ろにいたTくんとKくんとIくんが顔真っ赤にしてジット見てた。私も顔真っ赤になってとっさに走ろうとしたら、バックから3つのチョコレートでてきちゃった。
腰がぬけちゃって立てなかった。
そしたら、3人の男の子はそのチョコレートを私が考えてたのと同じのを手に取った。
涙が出てきそうになった。
私は言いたくもないのに勝手に口が動いた。『みんな大好きです』って・・・。
そしたら、3人の男の子は私におでことほっぺ2つにキスしてくれた。
思った。私の好きな人は、KくんとTくんとYくんで、3人そろって大好きだったってこと。
「ほっぺ2つとおでこにキスしてくれたから唇にキスしてくれたのと同じだね」って言っちゃったーーーーーーーーーーーー!!!
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